2014年6月5日木曜日

 いつ頃からだろう、鍵をしっかりと掛けるようになったのは・・・。個人的に思い当たるのは、結婚してからだから、約20年前かな。

それまで私や私のご近所は、然程鍵を閉めると言う事が大切だとか思わなかったんじゃないかな!?何故なら、そんなに心配しなくてもなんともなかったんだよ、この街は!っと言うより日本が、かな。

 結婚して、細君に
「健さん、鍵!ちゃんと閉めた?」
「わかんねぇ~」
「ちゃんと閉めてよ~」
こんな会話を何十回、何百回した事か。
それ程治安が悪くなったのだろうか?社会情勢がおかしくなってきているのか?

 私は、車でさえ鍵を掛ける習慣が無かったのだ。
窓も鍵も開けっ放しで平気で買い物をするのが通常だった。
1度、車検証を弄っている輩に出くわしたことがあるが、それでも私の習慣は変わらなかった。

 それが今ではいったいいくつの鍵を私は手にしているのだろう?!
子供の頃は、鍵が増えるとちょっと嬉しい様な気がしたが、今や
「また増えるのかぁ~」
的に面倒臭いとしか感じない。でもしなければいけないのだろうな、今の世の中。

 日々のニュースを見ていても、全く信じられないような殺人事件ばかり。
子供より彼女が大切?そのまま放置?信じられないし人としておかしくないかい?!
貸ロッカーの中にぐるぐる巻きにされて何年も経っていたり、も~信じられない。

 いっその事、世の中の全ての鍵を無くしちゃったらどうなるんだろ?!
犯罪が多発するのだろうか?強奪、強姦、殺人、ありとあらゆる事件だらけになっちゃうんだろうか?

 そして人々はいつしかみんな心の鍵を持つようになってしまったようにも思える今日この頃なのだ。疑心暗疑?もっと人として、人と付き合えば心の鍵なんていらなくなるんじゃないのかい?!
私はそんな世の中が好きなんだ。
毎年この時期に頂く新玉葱。
ありがたく当店の「伝説のハヤシライス」となって皆様のお口へ入るのじゃ♪